こんばんは! “ささぼう” です!
お子さん達と楽しく工作してますか?
工作をするとき、必要に応じていろいろな道具を使います。
その中で、いつごろから使わせたらいいか悩むのが、「カッターナイフ」ではないでしょうか?
ただ、ハサミと違って大きなケガに繋がりやすいのがカッターナイフです。
かなり気を使いますよね・・・。
僕も企画で使わせたことがあるのですが、その時はヒヤヒヤしっぱなしでした。
寿命が3年は縮んだんじゃないかと(笑)
ですが、カッターナイフが使えると、できることの幅が一気に広がりますよね!
今日は僕が企画の際に気を付けた点を紹介します。
注意するポイントは5つ!
ポイント1:刃を出す量は最小限に!
刃がたくさん出ていると、カッターが同じ角度でも指や手が入る隙間が大きくなります。
紙を切る程度であれば、カッター刃の1つ分くらいで十分です!
ポイント2:刃の前に手を出さない
当たり前ですが、刃の前に指や手を置いてはいけません。
子どもはしっかり押さえようとして、ついつい手が出てしまっていることがありますね。
ポイント3:カッターマット・定規とセットで使う。
セットで使うクセを最初からつけた方がいいです。
特に定規は、金属の部分を切りたいところに当てて使うとより安全です。
プラスチックの部分だけだと、刃が滑って手に迫ってくることがあるんですよ・・・。
また、より厚めの定規を使うとさらに安全だと思います。
道具選びも、安全のためには大切なんです。パパさんママさんが気を付けてあげてください。
ポイント4:一度に切ろうとさせない。
一度で切ろうとすると、無駄な力がかかってしまい危険です。
僕が指導するときは、「優しい力で、1・2・3で切るようにしようね!」
と言って、3回で切らせるようにしています。
厚紙になると3回でも切れないかもしれません。あせらず、何回もチャレンジするようなクセを付けさせてあげられるといいですね。
ポイント5:刃はこまめに折ってあげる。
切れない刃物ほど、危険なものはありません。無理に切ろうとして余計な力が入ってしまいます。
パパさんママさんがこまめに刃を折って、切れ味が悪くならないようにしてください。
最後に。
お子さんにカッターナイフを安全に使ってもらうための、5つのポイントを解説しました。
低学年くらいの子に多いのですが、刃が見えないのが怖くてうまく切れない子がいます。
そんなときは、切りたいラインを自分に対して斜めにしてあげると、刃を見ながら切ることができます。
これは僕が学芸員になるため、博物館で実習をしていた時に、指導の先生に教えていただきました。
実際に企画の際に試してみたのですが、確かに効果ありでした!
もし上手く切れないようなときは、試してみてください。
ちなみに、大人でもこの切り方はすごく楽です!
ただし、プラスチックや段ボールを切るのには向いていませんのでお気をつけて。
最近では子ども用のカッターナイフがあります。
こちらはカッターナイフデビューにはちょうどいいかもしれませんね。
通販サイトなどで買えますので、良かったら使ってみてください!
これからもこのような記事を載せていきますね!
それでは、次の “かがくらふと” で!
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