個性的な万華鏡の作り方って?鏡の形を工夫しよう!

冬休み向け

 

こんにちは、‟ささぼう”です!

夏休みや冬休みの工作で、万華鏡をつくるお子さんも多いのではないでしょうか?

ささぼう
ささぼう

僕の科学館にも、時期になると工作や自由研究の相談が来るのですが、やはり万華鏡は人気がある工作です。

ただ、どの万華鏡も同じようなものになってしまい、なかなか個性がだせないなって思いませんか?

僕も工作教室の題材でよく万華鏡を企画していたのですが、なんというか、マンネリ化というか、いつも同じようなものになってしまい、つまらないな~と思っていました。

このブログで以前紹介した「レインボー万華鏡」のように、変わった材料で模様を付けるというのも1つの手段です。

しかし、鏡の形や、鏡の合わせ方を工夫するだけで個性を出す方法もあるんです!

今日はそんな方法を紹介します。

 

鏡は万華鏡用のプラスチックミラーを使いました。

動画で観たい方はこちら↓

比較対象

これから4種類の鏡の合わせ方を紹介します。

わかりやすいように、造花を覗いた時の画像で比較しますね!

3枚の鏡を合わせる

よくつくられる万華鏡は、3枚の鏡を向かい合わせになっています。

このような鏡の合わせ方を、「3ミラーシステム」といいます。(そのまんまww)

これでさっきの増加を覗いてみると?

真ん中の黄色い線で囲われている部分が、実際に鏡の筒を通して見ている造花です。

ささぼう
ささぼう

三角形がたくさん広がっていますね! 
これはこれで綺麗なのですが、まぁ、一般的な万華鏡です。

模様を付ける部分がどんなものでも、視界いっぱいに万華鏡の世界を広げてくれます。

2枚の鏡と1枚の板を合わせる

ここからが個性を出せる万華鏡のつくり方!

2枚の鏡の間に、黒い板を挟みます。

これは「2ミラーシステム」と言うそうです。

横から見て、2等辺三角形になるようにするのがポイントです。
板の色は黒じゃなくても良いのですが、個人的には黒がおすすめ。その理由は覗いたときにわかります!

真ん中の黄色い線で囲われている部分が、実際に鏡の筒を通して見ている造花です。

黒い板だと、模様と周りのコントラストがはっきりしていてキレイなんです!

ささぼう
ささぼう

ピザのような、ホールケーキのような、中心に1つの円形の模様を創り出します!

台形の鏡を3枚合わせる

僕はこの形が一番好きです!

「テーパードミラーシステム」と言います。

鏡が広くなっている方から覗きます。すると・・・、

真ん中の黄色い線で囲われている部分が、実際に鏡の筒を通して見ている造花です。

花束みたいな模様になるんです!キレイですよね!?

ささぼう
ささぼう

僕はこれが一番好きなミラーのシステムです!

視界の中心に、球形の模様を映し出します。

2ミラーシステムより立体的に見えるのが特徴です。

工作としては、鏡の加工が少々難しいのが欠点かもしれません。
また、鏡を斜めにカットするので、どうしても端材が出てしまうんですよね(^^;

ちょっと贅沢な鏡の使い方です!

4枚の鏡を合わせる

そのまんま、「4ミラーシステム」と言います。

真ん中の黄色い線で囲われている部分が、実際に鏡の筒を通して見ている造花です。

「3ミラーシステム」との違いは、4角形の模様が視界いっぱいに広がることです。

ささぼう
ささぼう

3ミラーと4ミラーでどちらが良いかは、正直、好みかなと思います。

良い点としては、同じサイズの万華鏡どうして比べると、4ミラーの方が模様を取り込める面積が広いです。よって、あまり細かくないもので模様を付ける際にはいいのかなと思います。

欠点としては、4ミラーは外側に何かしらのカバーが無いと、すぐに潰れてしまいます。

最後に

万華鏡はキレイなだけではなくて、鏡の性質を学べる工作だと思います。

いくつかの鏡の組み合わせ方を紹介しましたが、自分でオリジナルのミラーシステムを考えてみても面白いと思いますよ!

 

この記事で紹介したミラーシステムで僕の一押しは「 テーパードミラーシステム 」です。

これと「ビー玉万華鏡」を組み合わせると、とても綺麗な万華鏡になります!

ささぼう
ささぼう

ぜひやってみてくださいね!

 

さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。

ぜひ他の記事も読んでみてください!

それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!

 

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