【まるで雲みたい!?】シェービングフォームで作る「もこもこスライム」

1・2年生向け

所要時間:15分程度(試薬作り含まず)

おすすめ:小学校低学年

こんにちは! ‟ささぼう”です!

突然ですが、全国の科学館で定番の工作ってなんだと思いますか?

ささぼう
ささぼう

多くの方は、「スライム」が思い浮かぶのではないでしょうか?

僕が働いている科学館でも大人気!

この間のゴールデンウィークでも、あっという間に定員になってしまいました。

(作れなくて泣いてしまった子も・・・。)

そんなスライムに、あるものを+αするだけで、雲のようなもこもこ・ふわふわした感触にできるんです!

こんな感じ!

ささぼう
ささぼう

これが気持ちいいんですよ~

しかも、とっても簡単に作れちゃいます!

これを知っていると、お子様から尊敬のまなざしを向けられること間違いなし!

さっそく作ってみましょう。まずは材料から。

 

動画で観たい人はこちら↓

用意するもの

  • 水・・・今回は食紅で色を着けました。絵具でもOKです!
  • 洗濯のり・・・PVA配合のものをつかいます。近くのドラッグストアに売っています。
  • ほう砂水溶液・・・作り方はあとで詳しく。
  • シェービングフォーム・・・この工作のキーアイテム!なんでもOK。

洗濯のりが余った場合は、こちらの工作でも使えますよ!

ほう砂水溶液の作り方

ほう砂というものを水に溶かすだけです!

ドラッグストアなどで売っていることもありますが、今は通信販売で安く手に入ります。

どのくらい溶かすのかというと、これ以上溶けないよっていうくらい!

これを飽和水溶液って呼びます。(覚えなくていいですよww)

目安としては、水100mLに対して ほう砂 が4.7g。

ささぼう
ささぼう

ただ、少し溶け残っているくらいがいいですね!

溶け残っているということは、水にめいっぱい溶けているということです。

もし秤が無ければ、ほう砂を適当に入れて少し置いておく。

完全に溶け切っていたら、ほう砂を足してまた置く。

これを、溶け残りが出るまで続けたらOKです!

作り方

広めの容器の中で、スライムを作ります。

これは何でも良いのですが、ボウルのようにかき混ぜやすいものがいいですね!

まずは、水を大さじ4。

さらに洗濯のりを、同じく大さじ4加えます。

この時点で一度、水と洗濯のりをしっかり混ぜます。

混ぜる棒は使い捨てられるものがいいと思います。

 

これに ほう砂水溶液 を加えて混ぜるとスライムになります、、、、が!

ささぼう
ささぼう

今回はこれに+αしますよ!

シェービングフォームをプラスします。

量はだいたいこれくらい!

プラスチックコップで1杯くらいです。

ここはざっくりで大丈夫!

 

これを入れて、全体が均一になるようにかき混ぜます。

ささぼう
ささぼう

なんか料理しているみたいですね!

これに ほう砂水溶液 を入れて、さらに混ぜていきます!

まずは 大さじ2 くらい。

するとこんな感じ。

さらに大さじ1、ほう砂水溶液 を加えてかき混ぜます。

これを繰り返して、、、こんな感じになったら、、、、、完成!

ささぼう
ささぼう

触るとすごく気持ちいいですよ!
ただし、触ったあとはちゃんと手を洗ってくださいね。

食紅の色を変えて、いろいろな色のスライムを作ってみてください!

注意すること

スライム作りに使うほう砂水溶液はとても濃いです。

絶対に口に入らないようにしましょう!

 

また、手で触っても平気ですが、遊んだ後はしっかり手を洗ってください

手に残ったスライムを食べてしまわないようにですね!

なんでスライムになるの?

ほう砂と洗濯のり(PVA)の化学反応です!

ささぼう
ささぼう

ざっくり解説しますね!

洗濯のりに含まれているPVAとは、ポリビニルアルコールという水溶性のプラスチックです。

目には見えませんが、長いヒモのような構造をしています。

このヒモの間を、ほう砂が橋を架けるように繋いで、網の目のような構造を作ります。

この網の目のあいだに水が蓄えられて、プニプニとした感触になるんです。

この化学反応を架橋反応といいます。これは様々なところで使われています。

ささぼう
ささぼう

どんなところで使われているのでしょうか?自由研究で調べてみてはいかがでしょうか?

最後に

今回は雲のように、‟もこもこ”とした感触のスライムを紹介しました。

ささぼう
ささぼう

安全には十分に気を付けながら、ぜひお子さんと一緒に作ってみてください!

スライムの感触は、子どもの手指に良い刺激を与えて、脳の発達に良い影響を与えます。

おもちゃ屋さんに様々なものが売られている知育玩具も、この効果を狙っています。

知育玩具の効果について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

 

さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。

ぜひ他の記事も読んでみてください!

それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!

 

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