おすすめ:小学校3・4年生 所要時間:1時間程度
こんにちは! ‟ささぼう”です。
もうすぐ夏休みですね!宿題の工作を何にしようか迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方にぴったりな、不思議な工作を紹介します。
それが、、、こちら!
浮いているように見えませんか!?
これはディスプレイスタンドです!
プラモデルを乗せてみると、ほんとに不思議じゃないですか!?
テンセグリティという構造でバランスを取っています。
これを作って学校に持っていけば、人気者になること間違いなし!
ちょっと大変ですが、頑張ってつくってみましょう!
用意するもの
- 木材
- L字金具
- ヒートン
- 釣り糸
木材
ホームセンターで売っている物です。厚さは1.5cm。
今回は 12cm × 14cm にカットして使いました。
ホームセンターでは木材カットのサービスがある場合があります。
ノコギリを使うのが不安な方は、ぜひ活用してください!
L字金具
これも近所のホームセンターで購入しました。
今回は長さが7.5cmのもので作りました。
用意した木材の、だいたい半分くらいの長さがいいです。
金具に合わせて木材をカットしてもいいですね!
ヒートン
小さめのものでOKです!これを8本使います。
釣り糸
これは何でもOK!
あまり太すぎるものだと結びにくいので、8号くらいがちょうどいいです。
作り方
まずは木材の短編の側面に、中心を示す線を引きます。
定規を使って引いてみてください!
指金(さしがね)という道具があると便利です!
この線を目印にして、L字の金具を取りつけます。
取りつけにはネジを使いますが、ネジの太さは金具ごとに推奨のものがあります。注意してくださいね!
ドライバーを使ういい練習になりますよ!
続いて、木材の四角にヒートンをねじ込みます。
ここでワンポイント!
ヒートンをねじ込む場所に、下穴を空けると作業しやすいです!
これを2つ作ります。
さあ、ここからが本番です!
L字金具の先同士を、釣り糸で下の写真のように繋ぎます。
何かで支えてあげると結びやすいですよ!
するとこんな感じ!
金具と金具の距離が、1cmくらいになるように繋いでください。
だいたいで大丈夫!
ちなみに、釣り糸は滑りやすいので手だとしっかり結べません。
片側をラジオペンチなどで引っ張ると、しっかり結べますよ!
続いて、後ろ側のヒートン同士を繋ぎます。
このときも、何かで支えてあげると作業がしやすいです。
高さを簡単に調節できる、今回は紙コップを使いました!
最後に、前の方のヒートンも釣り糸で繋ぐと、、、完成!
がんばりましたね!
あまり重たいものは乗せられませんが、自分の好きなものを飾って楽しんでください!
テンセグリティって?
テンセグリティは、工学においては直線部材のピン接合からなる構造システムのうち、圧縮材が互いに接続されていず、張力材とのバランスによって成立しているような構造システムである。張力材は互いに接続されていてもよい。3次元構造の場合、圧縮材の両端には少なくとも3本以上の張力材が接続されていなければならない。
Wikipedia
なんのこっちゃ!?ですよね・・・。
ざっくり言うと、もの同士が互いにくっついておらず、張力(引っ張る力)によってバランスを保っている構造のことです。
今回の工作で言えば、L字金具の同士を釣り糸でつないだだけだと、上側の板は前の方に倒れてしまいます。
金具が付いている分、前の方が重たいからです。
なので、その反対側から釣り糸で引っ張ります。こうやってバランスをとるんです!
『えっ?じゃあ前の方の釣り糸はいらないんじゃないの?』
そこに気づいた方は鋭い!
確かに、後ろ2本の釣り糸だけでも、バランスをとることはできます。
でも!横からの押されると、簡単にバランスを崩して倒れてしまうんですよね。
それを押さえるために、前の方の釣り糸が必要なんです。
この構造を応用すると、こんなディスプレイスタンドも作れちゃいますよ!
いろいろと工夫できるといいですね!
最後に
今回は、テンセグリティを利用した不思議なディスプレイスタンドを紹介しました。
ドライバー、釣り糸と、扱いにくい道具や材料を使いますので、慣れないうちは手間取るかもしれません。
ですが、せっかくの夏休みなので、じっくりと工作に取り組んでみてもいいのではないでしょうか?
苦労した分、完成した時の喜びはすごいですよ!
もちろん、冬休みにもおすすめです!
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
ぜひ他の記事も読んでみてください!
それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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