おばんです~、‟ささぼう”です!
皆さんのお子様は、ハサミ を上手に使えていますか?
僕は仕事で、よく子ども達にハサミを使う工作を教えています。
ただ、やはり小さな子、とくに3歳以下の子はハサミを使うのが難しそうですね。
(まあ、そうやって頑張っているのも可愛いんですがww)
ハサミは工作をする上で必須といってもいい道具です。
ただ、パパさんママさんの中には、どう練習させたら良いかわからない・・・、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそんなハサミの練習方法を紹介します。
ハサミの練習はいつごろから?
ハサミを使うには、ある程度指先を動かす力が必要です。
それを考慮すると、だいたい2歳~3歳くらいから使い始めることが多いようです。
僕は工作の指導をするとき、小さい子の場合には、パパさんママさんに「ハサミは使えますか?」と聞くようにしています。
3歳くらいだと、「練習中です」と答えることが多いです。
4歳くらいになると、「なんとか使えます」というパパさんママさんが多いように感じます。(ささぼう調べ)
ただし、発達は個人差があります。
言葉の理解力や、「落ち着いて活動ができる」を目安に、パパさんママさんが練習を始める時期を判断してあげてください!
どんなハサミがいいの?
お子様の手に対して、大きすぎないものがいいです。
ハサミは2枚の刃でものを ‟挟んで切る” 道具です。 なので2枚の刃の角度が大切になります。
刃と刃の角度は 30° が理想的だそうです。
持ち手の開き方が小さいと、この角度をつくることが出来ません。
よく「ハサミは大きく開きましょう!」って言われますよね。
あまり大きなハサミでは、この角度になるまで持ち手を開くことができません。
お子さんの手に合わせて、適切なものを選んであげてください。
最近では、ハサミの刃がカーブを描いているものが多くなっています。
このカーブのおかげで、2枚の刃の角度が理想的になるようにされているんです!
考えた人、すごいですよね!
ハサミに慣れるまでは、このようなハサミを使ってもいいかもしれませんよ。
僕のおすすめのハサミはこちらです。↓↓
ハサミを使うときのお約束
練習を始める前に、子どもと ‟お約束” をしましょう!
あまり多いと覚えられないので、3つくらいがいいと思います。
①大人と一緒に使おう! ②座って使おう! ③ハサミの先を人に向けないように気を付けよう!
僕は、お約束をするときは、肯定文でするように心がけています。
「1人で使っちゃダメ」とか、「立って使っちゃダメ」とかより聞き入れてくれますよ!
大人でも、ダメダメばかりだとイヤになってしまいますよね(^^;
ハサミの持ち方・渡し方
親指・人差し指・中指の3本で持つのが一般的です。
しかし、もし出来そうなら、人差し指は持ち手の外を支えてあげた方が安定します。
ハサミを運ぶとき・人に渡すときは、刃先を自分に向けて、刃を手のひらで握るようにします。
刀を鞘に納めるように!
ステップ① 1回切り
いよいよ練習開始です!
適当な紙に直線を引いて、それを子どもに切らせます。
まずは1息で切れる長さを!
この時、紙を持つのは広い方に!
最初にクセを付けてあげるといいと思います。
ステップ② 連続切り
なんかポケモンの技みたいでカッコいいですね。
少し長めの直線を、チョキチョキチョキと連続で切らせます。
この時のポイントは、ハサミが閉じきる前に開くこと!
それと、ハサミを進めるのではなくて、紙を手前に動かすこと!
どのような形を切るにしても、基本的にハサミは動かしません。
ステップ③ 円を切ってみよう!
連続切りが出来たら、円を切ってみましょう。
この時も、ハサミはその場でチョキチョキさせて、紙を回すように指導しましょう!
これがスムーズに出来れば、かなり上手になっています!
最後に
今回は、ハサミの使い方を教える「3ステップ」を紹介しました。
道具を使う力の発達は、年齢だけではなく、お子さんによる個人差が大きいです。
3歳なのにとても綺麗に円を切れる子もいますし、そうでない子もいます。
けど、焦らずにゆっくりと練習させてください。必ず上手になります!
僕の職場では月ごとに工作の内容を変えているのですが、そこに毎月のように来てくれる子は、みるみるうちに道具の使い方が上達します。
あとは、練習だけではなく、実際に工作をして、完成した時の達成感を感じさせましょう!
適度な工作は僕のブログでも紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
それでは、次の “かがくらふと” で(^^)
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