『遊びを通じて、子どもの集中力を高めたい!』
『保育園や学童におもちゃを置きたいけど、何がいいんだろう?』
そんな皆さんにお勧めの知育玩具を紹介します!
こんにちは!ささぼうです!
僕が務めている科学館では、知育玩具を体験するコーナーがあります。
知育玩具とは、子どもの知育を目的に開発されたおもちゃのことです。
遊びながら考えたり表現したりすることで、手先の器用さや集中力、創造力、視覚、聴覚、思考力、身体能力などを伸ばし、知能の発達を促すことができます。
このブログでも、知育に活かせる工作をいくつか紹介しています。
科学館の知育玩具コーナーに、最近、新しい玩具が追加されました。
それがめちゃくちゃいい!
来館した子ども達は、夢中になって遊んでいます! そして、それを見ていた大人たちも夢中に!(もちろん僕もww)
皆さんにもおすすめしたい、そんな知育玩具がこちら!
Piks(ピクス)という玩具です。
三角コーンと木製ボードで、様々な作品を作ることができます。例えば、、、
バランスを取りながら、慎重に積み上げてつくりました!
他にも、
何に見えますか?答えはサイです!
何を作るかは、子ども達の発想力しだい!
この記事では、そんなPiks(ピクス)の魅力を紹介していきます。
『そもそも知育玩具ってなに?』という方は、こちらの記事をご覧ください。
Piks(ピクス)ってな~に?
フランスに拠点を置く、OPPI社による子ども達の教育や発達、創造力を育成するクリエイティブ・トイです。
Piks(ピクス)の開発は、精神科医やセラピスト、教育者からなるプロジェクト・チームが行いました。
そのチームは集中力障害であるADHD(注意欠陥多動性障害)の研究を徹底的に行い、現代の子どもたちに重要な「集中力」と「関心力」を育むクリエイティブ・トイを誕生させたのだそうです。
Piks(ピクス)を構成する部品は、三角コーンと木製ボード。
木の板を支える三角コーンは3種類あります。
すべて柔らかくて無毒なシリコンで出来ています。
そして木の板も様々な形・大きさのものがあるんです!
もちろん、この木は天然無垢材(ブナ)で作られています。そして、尖っている部分はありません。
子どもの肌を傷つけないような形になっていますね!
無垢材の肌触りも、とても気持ち良いです。
なので小さなお子様でも安心して遊ぶことが出来ます!
3種類の三角コーン、様々な形の木製ボード、これによって出来る作品の数は、まさに無限大!
知り合いの子ども達(5歳と小学校3年生)に体験してもらったところ、何度も積み上げた木製ボードを崩しながら、一生懸命作品を作っていました。
Piksに期待できること!
集中力が鍛えられる!
不安定な三角コーンを使いますので、積み上げるためには慎重な作業が求められます。
それにより、子ども達の集中力を鍛える効果が期待できます!
やってみるとわかりますが、少しでもバランスが悪いと簡単に崩れてしまいます。
木製ボードが積みあがってくると、より高い集中力が必要になります。
遊んでいた子どもに、「ちょっと静かにして!」って怒られたこともあります。
子どもの発達を促すことが出来る!
Piks(ピクス)で遊ぶことで、指先を使った運動技能を鍛えることができます。
手指は「第二の脳」と呼ばれていることはご存じでしょうか?
指を使い、脳へ刺激を与えることで、子どもの発達を促す効果が期待できます!
感情のコントロールを学べる!
Piks(ピクス)はトライ&エラーの繰り返しです。作品が完成するまで、なんども失敗してしまいます。
その経験から、物事がうまく行かない場合の、「感情コントロール」が出来るようになることが期待できます!
また、「失敗の先に成功がある!」ということを学ぶ機会にもなりますね!
想像力が豊かになる!
Piks(ピクス)の可能性は無限大です!子どもの発想の数だけ、作品があり、そこに正解も間違いもありません。
付属の作品例をいくつか作っていくうちに、みんな自然とオリジナルの作品を作るようになります。
それにより、想像力豊かな人間になることが期待できます!
パパさん、ママさんの手が空く
子ども達はほんとに夢中になります。
Piks(ピクス)で遊んでいる間、パパさんとママさんの手が空くことが期待できます!
これは副次的な効果です。
とはいえ、目は離さないであげてくださいね!
子ども達の作品を紹介!
小学校3年生の作品です!
ボードが斜めになっているのに、よくバランスが取れていますね!
5歳児の作品です。タイトルは「公園」
縦ではなく、横に展開しています。
モチーフを決めて表現する。まさに想像力です!
6歳児の作品です。
すごいバランス感覚!何回もチェレンジしていました!
皆さんのお子様は、どんな作品を作るのでしょう??
商品のラインナップ
Piks(ピクス)には、パーツの数によって4種類のラインナップがあります。
- スモール・キット(3,520円)・・・木製ボード6枚、三角コーン各6個ずつ。
- ミディアム・キット(5,720円)・・・木製ボード11枚、三角コーン各11個ずつ。
- ビック・キット(8,360円)・・・木製ボード16枚、三角コーン各16個ずつ。
- エデュケーション・キット(17,600円)・・・木製ボード32枚、三角コーン各32個ずつ。
(価格は公式サイト参照。2022年10月現在)
個人的には、スモール・キットはパーツ数が物足りなく感じました。
ミディアム・キット以上がお勧めです!
いずれも、Piks Japanのオフィシャルサイト、もしくは各種通販サイトから購入可能です!
最後に
今回は、知育玩具であるPiks(ピクス)を紹介しました。
昨今、スマートフォンやタブレットにより、デジタルゲームで遊ぶ子ども達が多くなってきました。
デジタルを扱うスキルも必要だと思いますが、実際のものに触れ、手指を使って脳に刺激を与えることも大切ですよね!
Piks(ピクス)によって、バランス感覚を養いながら、デジタルゲームとのバランスもとっていきたいですね!
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!
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それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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