【知育】紙コップ工作!まるで犬の声!?「ワンコップ」でオノマトペ

未就学児向け(知育)

おすすめ:未就学児  所要時間:およそ10分

こんにちは!‟ささぼう”です。

「オノマトペ」って知っていますか? 

ものが発する音や声を表す言葉(ワンワン、ニャンニャン、カタカタ、など)と、状態や気持ちを表した言葉(ドキドキ、ワクワク、ペラペラ、ニコニコ、など)をまとめた言葉です。

未就学児や低学年の子どもと話すときには、知らず知らずのうちにこのオノマトペを多用しますよね(^^)

僕も工作や実験の教室をする際によく使います。

 「では、ピシッと立ちましょう!」←小学生に対し

 「ここをチョキチョキしてみて!」←未就学児に対し

一発で意図が伝わります。

NHKの教育番組を見ていても、未就学児向けのものはオノマトペが多いですよね。

語彙力が少ない子どもにもニュアンスが伝わりやすいので、コミュニケーションをとりやすいんです!

さらに、オノマトペは発声しやすく、覚えやすいものが多いので、子どもはすぐに真似をしてどんどん発声します。

すると、言葉の発育にプラスの影響を与えるんだそうです。

また、気持ちを伝えるオノマトペを使うようになると、感受性が豊かになる、なんてことも言われています。

さらに大人でも、「にゃー」と言いながら前屈をすると体が柔らかくなるとか!
(僕は変わりませんでしたww 皆さんもやってみて、結果を教えてください)

このような効果が期待できるオノマトペの工作を1つ紹介します。

それが、、、、、こちら!

ンコップです!(犬の顔に見えますか?)

遊び方は、モールを挟んだ割りばしをつまんで、勢いよく引くだけ。

「ワンッ!」という犬の鳴き声が聞こえます。

子ども達も一緒に、 「ワンッ!」 と言いながら遊べますよ!

材料

  • 紙コップ ・・・大きいものだと、大きな音が出ます。が、持ちにくくもなります。
  • モール  ・・・今回は30cmのものを使いました。
  • 割りばし ・・・最近は丸箸も多くなってきましたが、角箸を使います。
  • 装飾用の紙・・・なんでもOKです!鼻にはインデックスシールを使いました。

どれもこれも100円均一のお店で揃います。

目を描くためや、色を塗るためにマジックペンがあるといいかもしれませんね!

作り方

まずは割りばしの先を2cmほどカットします。

簡単なのは、ハサミで溝を作って、折ることです。

ただ、これだと折った部分がチクチクと けば立って しまいますので、ヤスリで削るようにしましょう。

そうしたら、割りばしの根元をビニールテープで2周ほど巻きます。

こうすると、遊んでいるときに割れてしまうことを防ぐことが出来ます。

 

次は紙コップの加工です。

プッシュピンを使って、紙コップの底に穴をあけます。

この穴にモールを通して、先ほど折った割りばし(短いもの)をくくりつけます。

この割りばしによって、モールが抜けてしまうことを防ぎます。

これで完成です(笑)

これだけだと寂しいので、紙で耳を付けたり、鼻のシールを貼ったりして装飾しました。

あとはモールに割りばしを挟むだけです。

鳴らすコツ

割りばしをつまむ際に、ちゃんとモールを挟んでいる部分をつまみます。

そして、勢いよく引くのですが、お子さんがなれるまではパパさんママさんが、コップを押さえてあげるといいかもしれません。

また、鳴らしているうちに、割りばしが削れて音がならなくなってしまいます。

そんな時は、モールの位置をずらしたり、割りばしを交換したりしてあげてください!

なんで鳴るの?

モールには細かい凸凹があります。そこに割りばしが擦れることで、細かい振動が生まれます。

その振動が作る音が、たまたま犬の鳴き声に聞こえるんですね。

紙コップはその音を大きくすることが出来るんです(共鳴)。

ですので、紙コップが大きければその分、音も大きくなります。

紙コップが大きいと持ちずらいので、お子さんに合わせて大きさを選んであげてください!

最後に

僕はこの音が犬の鳴き声に聞こえましたが、皆さんはいかがでしょうか?

装飾をせずにお子さんに見せて、「なにに聞こえる?」と聞いてみても面白いかもしれません。

また、カエルの鳴き声のように聞こえる工作を紹介していますので、もし興味があれば合わせてごらんください。

 →カエルの鳴き声工作、幼稚園・保育園児向けの「カエルコップ」

手を動かして工作をすることは、子どもの触覚を刺激します。その刺激が子ども達の脳に良い刺激を与えてくれます。

ささぼう
ささぼう

お子様と一緒に楽しく工作をして、どんどん脳を刺激していきましょう!

 

さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。

ささぼう
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それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!

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