おすすめ:未就学児 所要時間:およそ10分
こんにちは!‟ささぼう”です。
「オノマトペ」って知っていますか?
ものが発する音や声を表す言葉(ワンワン、ニャンニャン、カタカタ、など)と、状態や気持ちを表した言葉(ドキドキ、ワクワク、ペラペラ、ニコニコ、など)をまとめた言葉です。
未就学児や低学年の子どもと話すときには、知らず知らずのうちにこのオノマトペを多用しますよね(^^)
僕も工作や実験の教室をする際によく使います。
「では、ピシッと立ちましょう!」←小学生に対し
「ここをチョキチョキしてみて!」←未就学児に対し
一発で意図が伝わります。
NHKの教育番組を見ていても、未就学児向けのものはオノマトペが多いですよね。
語彙力が少ない子どもにもニュアンスが伝わりやすいので、コミュニケーションをとりやすいんです!
さらに、オノマトペは発声しやすく、覚えやすいものが多いので、子どもはすぐに真似をしてどんどん発声します。
すると、言葉の発育にプラスの影響を与えるんだそうです。
また、気持ちを伝えるオノマトペを使うようになると、感受性が豊かになる、なんてことも言われています。
さらに大人でも、「にゃー」と言いながら前屈をすると体が柔らかくなるとか!
(僕は変わりませんでしたww 皆さんもやってみて、結果を教えてください)
このような効果が期待できるオノマトペの工作を1つ紹介します。
それが、、、、、こちら!
ワンコップです!(犬の顔に見えますか?)
遊び方は、モールを挟んだ割りばしをつまんで、勢いよく引くだけ。
「ワンッ!」という犬の鳴き声が聞こえます。
犬の顔に見えますか?(笑)
— ささぼう (@eQX2BxknGtNla7H) January 14, 2022
鳴き声のような音がする簡単工作です!#工作 #犬 #オノマトペ #紙コップ工作 pic.twitter.com/R5OzHrFMev
子ども達も一緒に、 「ワンッ!」 と言いながら遊べますよ!
材料
- 紙コップ ・・・大きいものだと、大きな音が出ます。が、持ちにくくもなります。
- モール ・・・今回は30cmのものを使いました。
- 割りばし ・・・最近は丸箸も多くなってきましたが、角箸を使います。
- 装飾用の紙・・・なんでもOKです!鼻にはインデックスシールを使いました。
どれもこれも100円均一のお店で揃います。
目を描くためや、色を塗るためにマジックペンがあるといいかもしれませんね!
作り方
まずは割りばしの先を2cmほどカットします。
簡単なのは、ハサミで溝を作って、折ることです。
ただ、これだと折った部分がチクチクと けば立って しまいますので、ヤスリで削るようにしましょう。
そうしたら、割りばしの根元をビニールテープで2周ほど巻きます。
こうすると、遊んでいるときに割れてしまうことを防ぐことが出来ます。
次は紙コップの加工です。
プッシュピンを使って、紙コップの底に穴をあけます。
この穴にモールを通して、先ほど折った割りばし(短いもの)をくくりつけます。
この割りばしによって、モールが抜けてしまうことを防ぎます。
これで完成です(笑)
これだけだと寂しいので、紙で耳を付けたり、鼻のシールを貼ったりして装飾しました。
あとはモールに割りばしを挟むだけです。
鳴らすコツ
割りばしをつまむ際に、ちゃんとモールを挟んでいる部分をつまみます。
そして、勢いよく引くのですが、お子さんがなれるまではパパさんママさんが、コップを押さえてあげるといいかもしれません。
また、鳴らしているうちに、割りばしが削れて音がならなくなってしまいます。
そんな時は、モールの位置をずらしたり、割りばしを交換したりしてあげてください!
なんで鳴るの?
モールには細かい凸凹があります。そこに割りばしが擦れることで、細かい振動が生まれます。
その振動が作る音が、たまたま犬の鳴き声に聞こえるんですね。
紙コップはその音を大きくすることが出来るんです(共鳴)。
ですので、紙コップが大きければその分、音も大きくなります。
紙コップが大きいと持ちずらいので、お子さんに合わせて大きさを選んであげてください!
最後に
僕はこの音が犬の鳴き声に聞こえましたが、皆さんはいかがでしょうか?
装飾をせずにお子さんに見せて、「なにに聞こえる?」と聞いてみても面白いかもしれません。
また、カエルの鳴き声のように聞こえる工作を紹介していますので、もし興味があれば合わせてごらんください。
→カエルの鳴き声工作、幼稚園・保育園児向けの「カエルコップ」
手を動かして工作をすることは、子どもの触覚を刺激します。その刺激が子ども達の脳に良い刺激を与えてくれます。
お子様と一緒に楽しく工作をして、どんどん脳を刺激していきましょう!
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
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それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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