おすすめ:小学校1・2年生 所要時間:1時間程度
『子どもに楽器をやらせたいけど、興味持つかな?』
『夏休み・冬休みの宿題どうしよう?』
そんな悩みを持っているパパさん・ママさんはいらっしゃいませんか?
こんちには!‟ささぼう”です!
今回は簡単に作れるギターの工作を紹介します。
夏休みや冬休みの工作にもぴったりですよ!
それが、、、こちら!
えっ!?大きさがわかりにくいって!?
こんくらい!!
このギター、弦が1本だけなんです。
低いドから高いドまでの1オクターブを演奏できます!
(連続して鳴らすと、相対的に音階に聞こえます)
この工作を通して、「音の高さが変わる仕組み」と「共鳴」について学ぶことが出来ます。
さっそく作ってみましょう!
用意するもの
角材(大)
今回は長さ45cm、幅2cm、厚み1cmのものを使いました。
お子様の手の大きさによって、角材の幅と厚みは変えてください。
片方の端から5mm程度の場所に穴を空けておきましょう。
角材(小)
5mm角のものを1本使います。幅は2cmです。
この幅は角材(大)と同じにします。
これがギターのブリッジという部品になります。
竹串
これも2cm幅にカットします。角材(大)の幅に合わせてください。
これを9本使います。
ヒートン
あまり小さいものだと作業がしにくいので、輪の直径が1cmくらいのものがいいです。
1本使います。
テグス
細すぎると音が小さいし、太すぎると結びにくいので、9号がおすすめです。
ダンボール
これは何でもOK!
あとで切って使います。柄が付いているものもカッコいいと思いますよ!
作り方
角材(大)に角材(小)を貼りつける
まずは角材(大)に角材(小)を貼りつけます。
場所は、穴を空けた角材(大)の端から2cmのところです。
印をつけてから貼りつけましょう!
貼りつけには木工用ボンドを使います。
適当な紙にボンド出して、竹串で塗ると作業がしやすいですよ!
この作業は、竹串を張り付ける際にも登場します。
ボンドが乾くまでは、なるべく触らないようにしましょう。
竹串を張り付ける
角材(大)に竹串を張り付けていきます。
まずは、角材(小)を貼りつけた方の反対側の端に!
位置はだいたい5mmくらい。
これも木工用ボンドで貼ってください!
そして、角材(小)と丸棒の間に、別の丸棒を8本貼っていきます。
この竹串を貼る位置によって音階を作っていきます。なのでこの作業は超重要です!
下の画像を参考にしてください。
細かいですね💦がんばりましょう!
印を付けてから貼ってくださいね!
ここでワンポイント!
印は鉛筆を使って付けましょう!
間違ったときにやり直すことが出来ます。
テグス(弦)を張る
ここまで来ればもう少しです!テグスを張って弦を作ります!
まずはヒートンを取りつけます。
ネジを奥まで入れないようにしてくださいね!
千枚通しなどで下穴を空けると作業しやすいです。
続いて、角材(小)を付けた端に空けた穴にテグスを結びます。
そして反対側に取りつけたヒートンにテグスを結びます。
なるべくピーンと張ってください!
このままではテグスの貼り具合が足りないので、ヒートンを回して強く張ります。
テグスがしっかりピーンと張れたらOKです!
ダンボールを切って貼る
最後に、ダンボールを好きな形に切って、木工用ボンドで張り付けます。
僕はお椀を使ってギターっぽい形を作りました。
これに丸い黒画用紙を買って。
2つを張り合わせたら、出来上がり!
ダンボールを三角に切って、エレキギターっぽくしてもいいですね!
子どもの好きな形で作ってみてください!
世界で一つだけのギターになりますよ!
演奏してみよう!
竹串の横を指でギュッと押さえて、反対の手でテグスを弾きます。
指で押さえる位置によって、音の高さが変わります。
と言っても、正確な音階ではありません。
連続で鳴らすと、なんとなく音階になっているという程度です。
あくまで相対的な音階です。
はじめの内は、音階をシールか何かで貼っておくと、練習しやすいですよ!
どうして音が変わるの?
音の正体は空気の振動です。
そして音の高さは、空気が一定時間にどれだけ震えるかで決まります。
高い音ほど、一定時間にたくさん震えているんです!
ここで、ギターに戻りましょう。
指でテグスを弾く力は一定ですが、押さえる場所によって震えるテグスの長さが違いますよね。
短い時の方がテグスはたくさん震えます。なので、指で押さえる場所によって音の高さが違うんです。
ちょっと違うかもしれませんが、物を手に持ってを振るときを想像してください。
小さいくて軽いもののほうが、細かく振りやすくないですか?
ダンボールって必要なの?
必要です!
テグスが起こす空気の振動では、大きな音にはなりません。
その振動をダンボールに伝えることで、振動が増幅されます。
これは“共鳴”という現象です。
本物のアコースティックギターも、ボディの中は空洞になっていますよね。
その空洞による共鳴現象を利用しているんです。
ダンボールも横から見るとたくさんの空洞がありますよね!
他にも、空き箱に張り付けてもいいですね!
最後に
今回は弦が1本だけのギターの作り方を紹介しました。
子どもの興味のきっかけにしてもよし!夏休みや冬休みの工作にしてもよし!
ぜひお子様と一緒に作ってみてください!
もしギターに興味が出てきて、本格的なものを作ってみたい!という方は、DIYギターキットを販売しているサービスもあります。ご利用してみてはいかがでしょうか?
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!
Twitterもやってますので、良かったらフォローしてもらえると嬉しいです!
↓もし記事が面白かったら、下をポチっとして応援していただけると、泣いて喜びます(笑)
にほんブログ村
それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
コメント