おすすめ:小学校中学年 所要時間:30分程度
こんにちは! ‟ささぼう” です!
そろそろ世間は冬休みですね。お子さん達の自由研究は何にするんですか?
もし決まっていないという方にご提案です!
それが、、、こちら!
ステンドグラスのような美しさ!
2個の紙コップに、透明な 蝶 を挟んでつくります。
紙コップの広い方から覗いて、片方のコップを回すと・・・、
様々な色に変わるんです!
まるでステンドグラスのよう!
— ささぼう (@eQX2BxknGtNla7H) December 22, 2021
(偽物だけど・・・)
蝶の色に注目してください(^^)https://t.co/HLNd7XDTKI#自由研究 #冬休み #偏光フィルム #工作 #ステンドグラス pic.twitter.com/lWJRsFtH4l
蝶に色を塗ったりはしません!秘密は紙コップに貼っている黒い板なんです。
その板は ‟偏光フィルム” 。
偏光フィルムについては後ほど。
まずは工作をしていきましょう!
材料
- 偏光フィルム ・・・今回は 7cm × 7cm に切って使いました。
- プラ板 ・・・無色透明なものがいいです。
- 紙コップ ・・・430mLのものを使いましたが、何でもOK!
- セロハンテープ・・・OPPテープも使えます。
偏光フィルムは通販がいいと思います。なかなか売っていないので(^^;
つくり方(偏光フィルムを貼る)
まずは紙コップの底と同じ形になるように、偏光フィルムをカットしましょう。
紙コップを1つ分解して、底と同じ形の型紙をつくります。
ちょっと、もったいないような気がしますかね?(笑)
この型紙に合わせて、偏光フィルムをカットしましょう!
これを貼る紙コップに、窓をあけましょう。
紙コップの底のふちに、4か所印を付けます。
これを目印にしながら、カッターナイフで切っていきます。
もし不安がある場合は、パパさんママさんが手伝ってあげてください。
カッターナイフについては、こちらの記事もご覧になっていただけると嬉しいです。
この窓の余白部分に、両面テープを貼り、偏光フィルムをくっつけます。
この時、偏光フィルムの保護シートを取り忘れないようにしてくださいね!
これで紙コップの加工は完成!
つくり方(蝶のオブジェ)
次は偏光フィルムに挟む蝶をつくります。
今回は蝶にしたのですが、お子さんの好きな形でOKです!
まずはプラ板に下絵を描きます。 この時、色は塗りつぶさないようにしてください。
あと、大きすぎると紙コップに入らなくなっちゃいますからね(笑)
このプラ板に、セロハンテープを貼っていきます。
ルールはありません! いろいろな向きにたくさん貼ってください。
気を付けることといえば、なるべく指紋がセロハンテープに付かないようにします。
横向き、縦向き、ななめ、たくさん貼りました!
これを絵の通りに切ります。
つくり方(組み立て)
最後はとっても簡単!
2つの紙コップの間に、蝶を挟むだけで完成です。
挟んだ瞬間に蝶に色が付きましたね!
なんでこうなるの?
光には波のような性質がありますが、家庭の電球や自然の光には様々な向きの光が入っています。
そして偏光フィルムには、「ある特定の向きの光のみを通す」という性質があるからです。
ちょっと難しいですね・・・。
ざっくり言うと、2枚の偏光フィルムを重ねると、合わせる向きによって光の通り方が変わります。
手前の偏光フィルムを90°回すと・・・・、
90°回した方の写真は、2枚のフィルム両方を通れる向きの光がほとんど無いという状況なんですね。
この間に、光を屈折させるセロハンテープやプラ板のようなものを挟むと、通れていた光が通れなくなったり、逆に通れないはずの光が通れるようになったりしてします。
それを僕たちが見ると、色が変わって見えるんです。
最後に
偏光フィルムは、液晶モニターに使われている素材です。他にも、サングラスや車の窓などにも使われています。
工作だけではなく、身近な利用例を調べてまとめると、自由研究としても立派なものになると思いますよ!
ぜひやってみてくださいね~♬
ただし、一つだけ注意してください。
太陽は絶対に見ないでください!
いくら通る光の量を小さくできると言っても、太陽は別格です。目を傷める危険がありますので、そこは注意してくださいね。
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
ぜひ他の記事も読んでみてください!
それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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