おすすめ:小学校3・4年生 所要時間:30分程度
『小学生向けの簡単な工作ないかな?』
『音が鳴る工作で、子どもと遊びたい!』
そんなパパさん・ママさんにおすすめです!
こんにちは!‟ささぼう”です!
音が鳴る おもちゃ ってとても楽しいですよね!
今回は、ストローでそんな おもちゃ を作ってみましょう。
それが、、、こちら!
題して、ストローラッパです!
矢印の部分を軽く加えて息を吹き込むと、「ブ~~~♬」という音がなります。
子ども達の前で披露すると、
「オナラみた~~いww」って盛り上がります!
しかもこの工作、遊びながら音が出る仕組みを学ぶことも出来てしまうんです!
さっそく材料の紹介からしていきます。
用意するもの
曲がるストロー
5本使います。今回のストローは、曲がるものを用意してください!
クリアホルダー
これは何を使っても大丈夫です。
今回は色付きを使いましたが、無色のものに色を塗っても面白いと思います!
そして、材料はたったの2つです!
作り方
音を生み出すパーツ(リード)をつくろう!
まずは音を作り出すパーツをつくります。今回の工作では、木管楽器に使われている仕組みをマネしました。なので、以降はこのパーツを、木管楽器と同じようにリードと呼びます。
ラッパという名前にしていますが、仕組みは木管楽器のオーボエと同じです。
ストローの先を、定規などで平らにします。
平らになったら、赤線のところを切り取ります。
だいたいで大丈夫ですよ!
なんだかワニの口みたいになりましたね。
これでリードは完成です!
矢印の向きに息を吹き込むと、「ブー」という音が鳴ります。
出来たら1度鳴らしてみてください!
これだけでも楽しいですよ!!
もし鳴らない時は、切れ込みを少し深くしてみたり、定規を使って先を柔らかくしたり(平らにした時と同じ)、そんな風に調整してみてください。
持ち手をつくろう!
4本のストローを使ってラッパの持ち手を作ります。
まずはストロー2本の曲がる部分から、先を1.5cmほど残して切り取ります。
残した1.5cm の片方にだけ切れ込みを入れて、もう一方を差し込みます。そして、セロハンテープで止めてください。
するとこんな感じ!
また別のストローを切ります。曲がる部分の先と、同じくらいの長さに切ってください。
これを先に繋いでいたストローと合体させます。
写真を参考にしてみてください!
さらにストローを繋ぎますよ!
また別のストローの曲がる部分から先を1.5cmほど残してカットします。
これを、、、
こうして、、、
これで4本のストローが繋がりましたね!
あとは、セロハンテープで写真の2か所を固定して形を整えます。
最後に、余計な部分を切って、、、
これで持ち手の出来上がり!
ラッパの特徴!ベルをつくろう!
ラッパの先に付いている、アサガオのような部分をベルといいます。
これがあるのと無いのとでは、音の大きさが全然違います!
今回ははクリアホルダーで作りますが、使いやすい材料で作ってもOKです!
ホルダーの角を、写真のように切ってください。
さらにフチの部分もカット!
これをくるくると巻いていくとアサガオのような形になります!
セロハンテープで止めたら、ベルの出来上がり!
穴がふさがらないように気を付けてくださいね!
パーツを組み立てよう!
リード、持ち手、ベルをセロハンテープで貼って組み立てましょう!
まずはリードと持ち手をくっつけます。写真のところを止めましょう!
そして、余計な部分をカットします。
最後にベルを差し込んで、セロハンテープで固定!
これで出来上がり~!
矢印のところから息を吹き込むと、「ブ~~~!」っていう音が鳴ります。
切れ込みが入っていない部分を、軽く唇ではさむのがコツです!
なんで音が鳴るの?
音の正体は「空気の振動」です。どんな楽器でも、振動をさせて音を作るパーツがどこかにあります。
太鼓のような打楽器は、叩くことで音(振動)をつくっていますよね!
「音=空気の振動」は、こちらの工作でも触れています↓
この工作で音(振動)をつくっているのはリードです!
切れ込みを入れた部分が、息を吹き込むことで振動し、音を作ります。
また、リードが作った音(振動)を、大きくしてくれる部分がベルです!
これは共鳴(きょうめい)という現象です。
ギターのボディが空洞になっているのも、この共鳴現象によって音を大きくするためです。
ちなみに、振動しているのは弦。
こちらの記事でも、共鳴現象を利用するためにダンボールを使っています。
このようにリードもベルも、どちらも大切な役割があるんです!
最後に
今回はストローでつくるラッパの工作を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
なかり大きな音が鳴りますので、ご近所にご迷惑をかけないように気をつけてくださいね!
この工作は、「音=振動」を体感させるための教材としても優秀だと思います。
子どもとお話しながら工作をして、楽しみながら学べるといいですよね!
また、自分の手を使って工作をすることは、子どもの手指に良い刺激を与え、脳の発達を促す効果があると言われています。
この記事が、そんな学びと発達の手助けになれば嬉しいです!
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!
それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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