おすすめ:小学校3・4年生 所要時間:30分(+待ち時間)
「お家で実験したい!」
「綺麗な工作を作ってみたい!」
「冬休みの宿題って何がいいんだろう?」
そんな皆さんにお勧めです。
こんにちは! ‟ささぼう” です!
今回はキレイな『結晶』を作ることが出来る工作を紹介します。と言っても、作り方の大半は実験のようですが。
それが、、、こちら!
この花のようなものは、尿素の結晶です。
最初は小さな結晶ですが、時間と共にどんどん成長していきます!
見るたびに変化していくので、すごくわくわくしますよ!
この工作(実験)を通して、再結晶を子ども達に体験させることが出来ます。
動画で観たい方はこちらから↓
用意するもの
尿素
ドラッグストアやホームセンターなどで購入できます。ですが、通信販売が簡単かもしれません。
ハンドクリームの成分や、肥料として利用されていますね!
洗濯のり(PVA)
こちらもドラッグストアで購入可能です! PVA(ポリビニルアルコール)が入っているものを使います。
1本買うとかなりの量が余るので、スライム作りなんかもいかがでしょうか?
カプセルトイのカプセルとモール
結晶を成長させるための土台として使います。お好みの色を使ってください!
作り方
モールでツリーをくつろう!
まずは、カプセルとモールで木の幹を作りましょう!
カプセルの穴にモールを通して、ネジネジとして1本にまとめます。
ここに別のモールを巻き付けて、枝を作っていきます。
どんどん行きますよ!
枝は少し上向きにした方が、花が咲いたときに映えます。
こんな感じ!
上から見た時に、枝がいろいろな向きになるように意識してみてください。
尿素液をつくろう!
尿素液のレシピはこの通り。
・尿素(20g) ・人肌ていどのお湯(25mL) ・洗濯のり(小さじ1)
熱湯は火傷の危険があります。蛇口から出てくる温度のお湯で問題ありません。
これらを混ぜていきますが、お肉を買ったときのトレーなど、捨てられるもので作った方が便利です!
よ~く混ぜたら、尿素液の出来上がり!
結晶の成長を観察しよう!
出来上がった尿素液に、モールで作ったツリーを浸けてしばらく放置します。
尿素液が机に垂れると、そこから尿素の結晶が生えてきます!
なので、放置するときも何かの容器に入れておくと安心です。
10分くらい放置すると・・・、
結晶が成長してきました~!!
さらに、半日ほど放置すると・・・、
見事に結晶の花が咲きました!
もし結晶の成長が少ない場合は、余った尿素液を上からかけてください。
また、尿素液は密閉できる容器で保存しましょう。
そうしないと、余った液から結晶が生えてきてしまうんです💦
さらに発展!
尿素液に食紅で色を付けると、カラフルな花を咲かせることができます!
桜っぽくしようとしたんですが、濃すぎましたww
僕は黄色が好きなので、これがお気に入りです!
ぜひお好きな色で作ってみてくださいね!
尿素って何?
哺乳類の尿中などに含まれる有機化合物。生体内でたんぱく質が分解されるときに生じる。工業的にはアンモニアと二酸化炭素から合成し、肥料・尿素樹脂などの原料になる。
広辞苑
尿素は保湿作用があるため、ハンドクリームにも入っています。
また、畑に窒素成分を補給するための肥料としても使われています。
水に溶けやすく、水100mLに対して108gも溶けるんです!(20℃のとき)
なんで結晶が生えてくるの?
尿素液から水が蒸発し、少しずつ液が濃くなっていくと、溶けきれなくなった尿素が表に出てきます。
この時、ゆっくりと出てくることで、綺麗な形の結晶になるんです。
これは再結晶という方法です。
再結晶は、不純物を取り除いて、純度の高い物質を取り出す方法として使われています。
洗濯のり(PVA)を入れたのは、粘り気を加えることで、成長途中で結晶が崩れにくくするためです。
最後に
今回は尿素の結晶で作る工作を紹介しました。
尿素は体に害があるものではありませんが、口には入らないように注意しながら実験・工作を楽しんでくださいね!
「材料の準備が大変!」
という方には、実験キットも売っています。ぜひご活用ください。
この実験・工作を通じて、「結晶」に興味を持ってもらえると嬉しいです!
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
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それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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