おすすめ:小学校3・4年生 所要時間:2時間程度
こんにちは! ‟ささぼう” です!
夏休みの一大イベントといえば、自由研究ではないでしょうか!
パパさんとママさんの頑張りどころでもありますよね
ですが、「何をすればいいかわからない・・・。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、液体の性質(酸性・中性・アルカリ性)を調べる自由研究の方法を紹介します!
いろいろな液体の性質を調べてまとめると、すごく良い研究になりますよ!
リトマス試験紙を買ってもいいのですが、せっかくなので検査液を自分で作ってみましょう!
【リトマス試験紙】
リトマスの水溶液に浸し染めた紙。化学で、酸性か塩基性かを判別するのに用いる。
広辞苑
用意するもの
紫キャベツ
検査液の材料です!ご近所のスーパーで売っていますよ!
いろいろな液体
塩水、砂糖水、炭酸水、洗剤、重曹水などなど。
なるべく無色透明に近いものだと、色が見やすくていいですよ!
実験準備
紫キャベツの煮汁で検査液を作りましょう!
まずは紫キャベツ1/4をざっくり切って、水 600cc を加えて10分間煮込みます。
煮ていくと、お湯がなんかすごい色になってきますよ!
これをザルで濾して、常温になるまで自然に冷ましてください。
このままでは色が濃すぎるので、ほぼ同量の水で薄めます。
これで検査液の完成です!
調べたい液体の数だけ、検査液を用意しましょう!
カラフル実験を楽しもう!
ためしに、検査液にレモンを絞って入れてみましょう!
すると・・・、
紫色がピンクに!
他にも、こんなものを・・・、
お掃除に使う重曹を溶かした水です。
今度は青色に!
さらに、キッチン用の漂白剤を入れると・・・。
黄色に!
ちなみに、お酢を入れてみると・・・、
おや!? レモンと同じようなピンクですね。
並べてみるとこんな感じ!
とてもカラフルで綺麗じゃないですか?
自由研究に
身近な液体を混ぜて、何色になるか記録を取りましょう。そして、変わった色で仲間分けをして、その特徴をまとめてみてください。
3年生は比較して共通点や違いをまとめられるようになることが、「理科」の目標になっています。
4年生は比較をもとに、根拠のある予想と仮説を立てられるようになること(関連付け)が目標です。
この自由研究では、それらの力を養うことができますよ!
最後に
紫キャベツの煮汁の色は、アントシアニンという色素です。
この色素は、酸性・中性・アルカリ性で色が変わる性質があります。
酸性の時がピンク、アルカリ性の時に青や黄色になります。
ただ、最初からこの性質を伝えない方がいいかもしれません。
自由研究はお子様が自分で実験して、結果をまとめて、自分なりの考えを持つことが大切です。
ぜひ考えさてくださいね!
紫キャベツの他にも、検査液として使えるものがあります。
その1つがバタフライピーというハーブティーです。
水出しするとこのように鮮やかな青色のお茶が出来上がります。
これにレモン汁と重曹を入れると・・・、
(向かって左がレモン汁を、右が重曹を入れたバタフライピーです)
紫キャベツとは別の色で酸性・アルカリ性を教えてくれます!
ハーブティーのお店や、輸入品を扱っているお店で売っています。
飲んでもすごく美味しいですよ!
さて、このブログでは、楽しい工作をたくさん紹介しています。
ぜひ他の記事も読んでみてください!
それでは、また次回の ‟かがくらふと”で!
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